【オススメ読書記録】自分の時間~1日24時間でどう生きるか~アーノルド・ベネット
図書館で何度も借りている本があります。
今年に入り、その本を本屋さんで目立つコーナーにいくつも並んでいるのを見かけて、読み直しました。
今の時代に読むから、スッとココロに残るものがありました。
私はどうだろう?と考える時間をつくることや、意識を向けることが『充実人生』に向かえるのだと思いました。
ゆっくりとした時間がいつもよりできたので、共感した部分、キロクしたい部分を抜き出してみました。
『時間がない!』と、せかせかする時に、読み返してみると
マインドリセットできるおススメ本です!
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人生をすでに味わっている
日常をただ、なんとなくやり過ごし、新しくはじめることなど『めんどくさい』と思っていることが多くありました。
出産して、仕事も辞めていたので、子どもに合わせた生活リズムで過ごしていた数年間です。
朝ご飯、お昼ご飯、お昼寝、買い物、夕ご飯、お風呂に入れて、、、あっという間に1日が終わる。
隙間時間に録画したドラマを観て、、、。
このままでいいのかなと思い始めたのは、二人目が2歳を過ぎた頃。
世間は『はたらく女性、子育てしながら働く女性』を応援するような風潮。
むしろ、働かないと世間に置いて行かれる?なんて、考えすぎたりしていました。
でも、子どもが小さいうちは子育てを中心にして過ごしたいと思っていました。
この本を、はじめて図書館で借りた時は、4歳と2歳の子どもと24時間一緒に過ごす子育て真っ盛りの20代後半新米ママでした。
『自分の時間がない』が悩みでした。
この頃の絶対優先順位は、 ① 子ども ② 家族 ③ 私
でも、これは違ったのかも?と気づいたのは最近です。
幸せなはずなのに、もっと今以上に何かを求めて、やりたくてうずうずしていました。
人生にさらに多くをも求めるのは常に、人生をすでに味わっている人たちである。
引用元:『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット
わたし、充分に幸せではあるのに、まだ求めている!
コレは、人生を味わえているということなんだ、、、!
ayuko
自分にはなかった目線をもらった気がします。
ついつい、わたしにないものに目がいきます。
ないものねだりの沼は辛いです。他人と比較することをやめることが大事!
といっても、負のループに入り込むと苦しい、、、
今、あるものに感謝するココロを忘れないようにしたいものです。
子どもや家族が起きてくる前に
子どもが起きるとスタートのように、日々がはじまります。
わたしはHSP気質でもあるので、いろいろ気になります。
雑音、テレビの音量が気になります。
子どもが寝て、シーンとした空間が休まる時間です。
夜、早く寝かせて、やっとのことで夜に一人時間♪と起きても、わたしが起きた気配で娘の泣き声がする、、、。
この、寝かしては起きて、、あきらめる、という繰り返しの数年間がありました、、
次女も4歳を過ぎた頃にやっと、安定的な早起きができるようになってきたところです。
朝一番に自分だけの時間をつくることは、譲れないものです。
『時は金なり』
子育て中は、ゆっくり寝る時間、ゆっくり食事ができる時間、ゆっくりお風呂に浸かれる時間の、
この3大時間が欲しくてしょうがありません。
時間がお金で買えたらいいのにって思うことありませんか?
ayuko
時間は買えないけれど、環境や習慣は変えられます♪
1日24時間しかない
誰もが、1日に24時間しかない。
当たり前だけれど、同じ24時間でも、1日のうちに数々のものをこなしている人がいる。
専業主婦でいる約8年。
私が誇れるのは、子どもと過ごした時間。
お金を稼いだわけではない。キャリアを積んだわけではない。
私は、フルタイムで子育てをしていることがいいことだと洗脳(言い方悪いですが)されてきたような幼少期(過去)でした。
でも、それを選ばなかったし、実現できるような器用さがありません。
気づいたことがあります。
世間的な社会的キャリアは築くことは出来なかったけれど、
子どもと過ごす時間と子どもを通して学びの機会をたくさん与えてもらい、私自身の精神的成長があったのだと思います。
8年経って、やっと、私の選んだ時間を誇りに思えるようになりました。
1日24時間、何に真剣に取り組むか、何を優先させるのか。
この選択の連続を子育てで培われていたような気がします。
人生のすべては、この時間の利用の仕方次第で決まるのだ
引用元:『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット
わたしは【今は子育て優先の環境にいる】と決めてから、環境が整ってきました。
あなたは、決めていることはありますか?
ayuko
「充実人生」を送るための第一条件とは
『充実した人生』とは、どのような人生でしょうか?
・子どもを授かり、育てること?
・家庭を持つこと?
・仕事でキャリアを積むこと?
・お金をたくさん稼ぐこと?
・誰からの期待に応えること?
・有名になること?
わたしにとっての充実人生は、あなたとは違う。
あなたにとっての充実人生もわたしとは違う。
でも、誰もが目指したい、叶えたい夢や暮らしがあるのではないでしょうか。
自分だけの『充実人生』を想像して、創造していくことが大事なのだと思います。
でも、その創造していくための過程で、大事な第一条件があるとすればどんなことでしょうか?
頭の働きをコントロールすることは、充実した生活を送る場合の第一条件なのである
引用元:『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット
自分の思考をコントロールするのだ。
そうすべく努力しているうちに、人生の厄介事は取り除かれてしまう。
引用元:『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット
確かに、好きなことで没頭していると、何気ない悩みやストレスが解消されますよね。
負のスパイラルに入っているときは、自分に集中することが出来ていなかったりします。
わたしの本音。
言えない本音。
でも、どこかで気づいている本音。
意識して向き合うことで、変化していくのだと思います。
ayuko
無意味な人生とは
自分の本当に望むものへ向かっていく気持ちもわからないような無気力が続くようなことは避けたいです。
自分の意志ではなく、他人に流されてしまうことは避けたいです。
でも、なかなか自分軸で立っていられようになるのは難しいです。
ずっと外側の一般論、常識、流行に敏感に生きていました。(HSP気質も相まって)
型にはまっていないと、幸せになれないと思っていた時期があります。
でも、本当に、心から求める幸せを自分と向き合うことで、
外側ではなく、内側(自分自身)に全てこたえはあると思うように変化しました。
他人の幸せじゃなく、自分の幸せをまず考える事。
家族であってもです。
わたしを満足させることを優先させる。
幸福とは肉体的、精神的快楽を得ることにあるのではなく、理性を豊かにし、自分の生活信条にかなった生き方をすることにあると、悟ることによって幸福を自分のものとしているのだ。
引用元:『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット p99
あなたの『生活信条』はありますか?
生活信条・・・「生活していく上での信念やモットー、意識していること、価値判断のための基準 」といった意味。
まとめ
『時間がない』、『時間が足らない』、、、と思っているとき、『ないもの』に目がつきます。
でも、時間は買えません。だれでも1日24時間。
その24時間を、どう使うかはあなた次第(自分次第♪)。
でも、寝て起きたら、必ず24時間用意されている!ということに気付くことができると、意識も変わります。
自分の生活信条は何か、一度書き出してみるのいいなと思いました*
お金で時間は買えませんが、環境、習慣は自分の努力次第で変えられます♪
脳をコントールすることは、人間誰もができます。
脳をコントロールする方法はぜひ読んでみて下さい*
変わるためのまず一歩に♪
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では、また*